ワールドカップアジア3次予選(第2節終了)

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2011年9月6日、ザックジャパンはウズベキスタン・タシケントにて、ウズベキスタン代表とのアウェー戦に臨んだ。
ザックジャパンは本田不在に苦しんでいる。第1節の北朝鮮戦では、吉田のロスタイム弾でなんとか勝ち点3を得た。本田の穴を埋めるとまでは期待しないにせよ、柏木のトップ下が機能していたようには見えなかった。
一方、ウズベキスタンも格下のタジキスタンに1-0と辛勝だった。特に、ウズベキスタンとタジキスタンは政治的に緊張状態にあり、現地メディアの視線が厳しく、語気を荒めたタジキスタン戦の釈明を求める質問が相次ぎ、ウズベキスタン代表アブラモフ監督から「明日の試合では日本を倒す!」と、言わされた感ありありの勝利宣言まで飛び出す始末だった。



結果は、前半にウズベキスタンに先制されるが、岡崎のダイビングヘッドで追いつき1-1だった。

アジア3次予選(第2節終了時)

グループC 試合 勝利 分け 敗戦 得点 失点 勝点
日本
ウズベキスタン
北朝鮮
タジキスタン

【フォーメーション】

スターティングフォーメーション

ザックジャパンには、二つのことを試さねばならない課題がある。
一つ目は、ワントップの模索である。今回は李が先発し、後半20分にハーフナー・マイクに代え、二人をテストしている。
もう一つは、本田不在時のトップ下だ、前回の柏木はどう見ても成功とは言えず、なんと今回は通常ボランチの長谷部をトップ下に据えている。ボランチの選手をトップ下に置くあたりはザッケローニの苦悩ぶりが伝わる部分だ。
これは、チームの絶対的存在が欠けた場合のインパクトがいかに大きいかを裏付けるものであり、戦いを勝ち抜くためには、層の厚さが重要であることが判る。遠藤しかり、一刻も早い新な選手の出現が必要だ。

【試合動画】

【試合概要】

前半は、双方ともに攻撃を仕掛ける激しい展開となった。前半8分ウズベキスタンがスローインからクロスを入れると、これが内田に当たり、こぼれ玉を今野がヘッドでクリアするが、クリアが小さく、そのクリアをボレーでシュートされ先制点を与える。日本は駒野のオーバーラップからたびたびチャンスをつかむが、李のシュートがゴールポストを叩くなど、得点を奪えない。
後半になると、阿部OUT⇒清武INにより、香川がトップ下に移動し積極的な絡みを見せ、ウズベキスタンゴールを脅かしていく。すると、後半20分、長谷部から右サイドをオバーラップした内田に展開し、内田がクロス、中央の李を飛越したファーサイドから飛び込んだ岡崎のダイビングヘッドが決まり、1-1の同点に追いつく。その後、ホームで勝ち点3をねらうウズベキスタンは選手交代を絡めて攻勢を仕掛けるが、ディフェンス陣が踏ん張り、1-1で試合は終了した。

【総評】

勝つことのできた試合のように見えたが、最終的には1-1で引き分けた。ホーム&アウェーを勝ち抜くには、「ホームでは勝つ」「アウェーは負けない」の原則を守れば良いとされている。その観点から言えば、ザックジャパンにとっては価値ある勝ち点1であり、ウズベキスタンにとっては、敗けに近い勝ち点1と言える。


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